2009年 04月 16日
Goodbye Seattle |
ひさしぶりの更新です
実は今月をもってシアトルを去ることが決まり、あと2週間
引越し準備とお世話になった人々にご挨拶をとプチ忙しくなってます
僕も変化がありましたが周りもいろいろと変化がありました
お世話になった先生が大学を移られたり、兄に子供が生まれたり
僕と同じ様に友人がアメリカを去ったり、弟が来年結婚予定であったりと…
今月はじめには、いつも服を買うお店の夫婦と
仕事終わりにわざわざ家に招いてもらい食事
先週は兄の子供がそろそろ生まれるということで
母がNYへ行く途中にシアトルにもしばらく寄るということで
バンクーバーまでアムトラックで向かえに行きました
3時間以上かかりましたが、なかなか快適で車内からの景色も楽しくて
一人「世界の車窓から」気分に浸っていました
朝7時40分ごろに電車に乗り込み、まずはダウンタウンの下をトンネルで抜けます
スカルプチャーパークでトンネルを抜け、しばらく海岸線をひた走ります
途中、水平線が霧の中に溶けてしまう様な濃い霧の中を走ったり
材木工場、ボートハウス、農場とバーンハウス
海岸線、湿地帯、牧草地と景色が楽しませてくれます
国境近くのベリングハムという町では
僕の係わったアーバンデザインのプロジェクトの敷地の真横を走り
まだ開発は始まってないので現地見学した当時とそれほど変わっていませんが
思い出に浸ってしまいました
バンクーバーはシアトルにきて最初のStudioで見学にきた場所でもあり
奇妙なことにこれもまた思い出の地をたどることになりました
その後、飛行機でビクトリアに飛び1日を過ごします
ビクトリアと言えばイングリッシュティーとガーデン
観光シーズンにはちょっと早かったので人も少なめですが
5月以降は花が咲き天気も晴れて綺麗なのでしょう
帰りはバンクーバーからシアトルまでレンタカーで帰ってきました
アメリカの広大でフラットな土地を知るにはハイウェイを車で走るのが一番です
ランドスケープの変化も楽しくどこまでも続く道をただただ走る
途中目の前を走っている車がパトカーに止められた際はびっくりしましたが…
その後しばらくは控えめ運転
翌日はグリーンレイク、ガスワークスと早朝公園めぐりのあとカフェで朝食
キャンパスの桜も満開なのでそれを堪能して大学内の美術館のコーヒー展を見て
晩は僕が最初にシアトルに来た際にお世話になった親の友人と食事
食事前に兄から無事子供が生まれたとの連絡を受けて
ついに僕も名実ともにおっさんとなってしまいました…
数日して母は赤ちゃんの世話のためNYへ
これで本格的に引越し準備ということで、
まずは4月15日に迫っている確定申告(TAXリターン)をするためにダウンタウンへ
今年は700ドルもマイナスということで払ってきましたよ税金を
どーもアメリカの税金システムはややこしい…会社員なのに税金を払いすぎたり不足したり
ちなみに昨年は1000ドル近く払いすぎでお金が戻ってきました
部屋をCraiglistとUWの掲示板に載せ、次の借り手を募集し
家具や食器類の写真を撮り、これも売却しなければなりません
昨日はUWでお世話になった先生方
スイスプログラムのDan、ケンオオシマさん、JenDeeを家に招いて
ワインを飲みながらのハッピーアワー
よく考えたらこの3人とも海外プログラムを受け持っています
Danはスイス、ケンオオシマさんは日本、JenDeeはスカンジナビア
そしてみなアンダーグラッドをメインに教えています
もしかしてUWのアンダーグラッドの方が充実してる!?
なんて思ったり…でもすばらしい先生に出会えて良かったなと思います
こっちの人は本当に世界を広く使っていると思います
一緒にローマに行った子は現在ピースコアでモンゴルの大平原
何もないとこにいたり(ネットは完備されてるとこがちょっと不思議)
先生達の教え子はいまH&Deのバーゼル事務所で働いていたり
日本に交換留学にUWから行った子は今年から日本で働くそうです
話は今ノースウェスト期待のトム・クンディックの話にもなりました
JenDeeとトム・クンディックが実は同級生だったのはびっくり
レムコールハースが講評会にきたスタジオで机ならべて作業していたそうです
Jen:「その頃はまだ彼はガジェット(機械仕掛け)を
手に入れてなかったからそれ程パッとしなかったわよ」
なんて話を聞いたり 笑
楽しいひと時を過ごせました
あらためてお世話になりました、ありがとうございました
今日はこれから会社で知り合ったブラジルからきたL君の誕生日パーティーに行って
週末には友達とのお別れパーティーと引越しのダンボール詰めをして
部屋を引継いでくれる人が見つかれば準備完了です
by suna_uw
| 2009-04-16 06:44
| 日々